[メイン3] コベニ : …あ

[メイン3] コベニ : …も、もう動いて大丈夫なんですか…?舞園先輩!

[メイン3] マイゾノ : …!

[メイン3] マイゾノ : ついボーッとして…

[メイン3] コベニ : む、無理しないでください…
わ わた…私が言えることじゃないですけど

[メイン3] マイゾノ : …「一応部屋を行き来したのは覚えてるんですが」…

[メイン3] マイゾノ : ありがとうございます…

[メイン3] コベニ : ……

[メイン3] マイゾノ : …?「どうしました?」

[メイン3] コベニ : …い、いえ… あっ

[メイン3] コベニ : …舞園先輩は、もし大会で優勝したら…叶えたい願いとか、あるんですか?

[メイン3] マイゾノ : …「みんなの」…いえ みんなの願いが適えばいいな、と

[メイン3] コベニ : …舞園先輩自身の願いは?

[メイン3] マイゾノ : …みんなの願いが叶う事…ですかね
その上で…「彼女を願いで」…ですかね

[メイン3] マイゾノ : よくわからないんです…どこか。

[メイン3] コベニ : …?

[メイン3] マイゾノ : 自分の願いっていうか…それは自分の実力で掴み取るものかな、って

[メイン3] コベニ :

[メイン3] マイゾノ : だから…願いをかなえるなら、人の願いかなって…

[メイン3] コベニ : …舞園先輩は、優しいんですね。

[メイン3] マイゾノ : 優しくしないと…人間も…「アイドル」も…やっていけませんよ

[メイン3] マイゾノ : それに…夢にまっすぐむきあえていないからこうなんです

[メイン3] コベニ : …!

[メイン3] マイゾノ : 真っ直ぐ夢に向き合えていて…アイドルにならないで済んでる人だから輝いて見えて…だから一丁前に導いたり…アイドルなんてやらせたんです

[メイン3] コベニ : ………

[メイン3] マイゾノ : …あなたの夢を、聞かせてくれないですか?

[メイン3] コベニ : …私は

[メイン3] コベニ : …な 何しても失敗ばかりで…
こっ…このまま人生ヤなことばっかりで終わるんだろうなって…思ってました

[メイン3] マイゾノ : …はい

[メイン3] コベニ : …でも、舞園先輩が…こんな私でも…あ、アイドルやってみないって…誘ってくれて…嬉しかった
…ちょっとだけ、生きててよかった、って、思いました

[メイン3] マイゾノ : …よかったです

[メイン3] マイゾノ : 夢を、見つけたんですね

[メイン3] コベニ : …はい

[メイン3] コベニ : …これから、ちょっとだけ幸せに生きることを神様に許してほしい…っていう、夢です

[メイン3] マイゾノ : …わたしより、どんどん輝いてますね
…羨ましいです

[メイン3] コベニ : ……

[メイン3] コベニ : …いえ。そんなことないですよ

[メイン3] マイゾノ : …そうですか?

[メイン3] コベニ : …私は、舞園先輩のおかげでこうして夢を見つけることができたんです…
だから、もし分からないのなら…今度は私が、夢を分けてあげる番です

[メイン3] マイゾノ : …夢を見つけたのはあなたの力ですよ

[メイン3] コベニ : …それに…今の舞園先輩は、なんだかいつもよりも…こう、言葉で言い表せないですけど…その、近く…感じます

[メイン3] コベニ : …いつも、私たちに向けて繕ってくれていた時とは、違うような

[メイン3] マイゾノ : 「そう…なんかわたしは…よくわからないです」
…でも、夢を分けてくれる、なんて

[メイン3] マイゾノ : 「…あなたが一人で輝いてくれれば…それが最高なんですけど」
でも、やっぱり…

[メイン3] マイゾノ : そこまで言うなら、アイドルとして最後まで付き合いましょう

[メイン3] コベニ : …はい…っ!

[メイン3] マイゾノ : …今度こそ、付いて来てくださいね?コベニさん!

[メイン3] コベニ : 「…も、もちろんです…!」…だから

[メイン3] コベニ : …舞園先輩も、私にかっこいいところ…見せてくださいね!

[メイン3] マイゾノ : はい!「…なにもできないかもしれないけど!」
…コベニちゃんも頑張ってくださいね!

[メイン3] コベニ : ……あ、あれ…?違った…?ヘンだった…ですか??

[メイン3] マイゾノ : あっいやえっと…大丈夫です!うん!えっと…明日に備えましょう!

[メイン3] コベニ : っ…!はいっ!

[メイン3] マイゾノ : …じゃあ…えっと…寝ましょうか!

[メイン3] コベニ : え…えっええっ…えっと…!?ふ…ふつうの意味で…!?

[メイン3] マイゾノ : あっ…はい!

[メイン3] マイゾノ : えっとその…お休みなさい、です!

[メイン3] コベニ : っ!はい!おやすみなさい!

[メイン3] GM : そうして、それぞれの部屋に戻ろうとするが…

[メイン3] GM : 相変わらずマイゾノの部屋は盛り上がっていた。

[メイン3] GM : そこでどうしようか…としていると。

[メイン3] GM : マイゾノの前に、1人の少女が姿を見せた。

[メイン3] 吉川ちなつ : せ~んぱい!

[メイン3] マイゾノ : …どなたですか…?と ちなつさんでしたか

[メイン3] 吉川ちなつ : はい!チーナです!
ちょっとお時間いただいてもいいでしょうか?

[メイン3] マイゾノ : はい…いいですよ?

[メイン3] 吉川ちなつ : コベニちゃんごめんね!すぐ終わるから~!

[メイン3] マイゾノ : えっと…コベニさんは…大丈夫でしょうか

[メイン3] コベニ : あ!は、はい!だいじょぶです!

[メイン3] 吉川ちなつ : じゃあ先輩!少し向こう歩きましょう!

[メイン3] マイゾノ : 「寝なくてもいいですけど」
…しっかり休んでくださいね?

[メイン3] マイゾノ : あっはい!

[メイン3] コベニ : わたっ 私先に部屋に戻って休んでますね…!

[メイン3] GM : マイゾノとちなつはメイン1へ

[メイン3] マイゾノ : はい!

[メイン3] コベニ : へっくしゅ!